特発性の感染症とは?またその症状とは

特発性の感染症という言葉はあまり聞き慣れないのではないでしょうか。実際そんなものはないと言ってもいいでしょう。特発性というのは特別な原因が分からないのに起こる疾患の事を言います。本来感染症とは、感染源が明らかになっているから感染症と言えるのであって、もしも特発性の場合は原因が究明できていないのでそのように定義づけることは不可能です。新興感染症と呼ばれるSARSなどは、最初の段階で特発性でしたがある程度原因が絞られていますし、適切な言葉ではありません。
しかし、特発性の疾患と感染症が関係する事はあります。それは既往による免疫低下の症状です。基本的に感染は免疫低下状態にて起きる物です。そのため、特発性の感染症ではなく、特発性の原疾患によって生じる免疫力の低下という形が起こり得るものといえます。
なお、そのような症状が出る場合は大抵ストレスなどの心因性の物か、自律神経失調の症状が出ているケースが有ります。なぜ免疫力が低下するかの因果関係は明らかになっていませんが、そうした心身面のバランス維持が出来ない状況こそが関係していると考えられるのです。
そのため、特発性の疾患による症状で免疫力が低下している場合は、低下させないようにコントロールが必要ですが、仮に免疫力を上げるとなると代わりに様々な症状が出現します。ですので、安易にコントロールできるものではないという事は理解しておきましょう。感染症は基本的に何かしらの感染源があるからこそ、感染を引き起こすので、手洗いやうがいといった清潔への意識を高め、免疫力低下に対してではなく、感染源に対してのアプローチを行っていく事が重要だといえるでしょう。そして、感染の疑いがある場合はすみやかに病院に行く事をお薦めします。